森保ジャパン、W杯後初招集 ― 新戦力4名と復帰組に注目

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大会概要

W杯後初となる今回の代表活動では、9月24日に宮城でウルグアイ代表と、9月28日に広島でベネズエラ代表と対戦します。さらに10月シリーズではエクアドル代表(10/1)、ニュージーランドまたはパナマ代表(10/5)との対戦も予定されています。

森保一監督は来年1〜2月にサウジアラビアで開催されるアジアカップまで指揮を執り、2027年3月からは大岩剛新監督(パリ五輪世代を率いた指揮官)へと引き継がれる予定です。今回のメンバーは、そうした過渡期における森保ジャパンの「今」を映すメンバー選考となっています。

今回選出された選手一覧(31名)

GK(3名)

選手名所属クラブ
早川友基鹿島アントラーズ
小久保玲央ブライアンシントトロイデン(ベルギー)
鈴木彩艶アストン・ビラ(イングランド)

DF(7名)

選手名所属クラブ
板倉滉ボルシアMG(ドイツ)
渡辺剛フェイエノールト(オランダ)
冨安健洋クリスタル・パレス(イングランド)
安藤智哉ザンクト・パウリ(ドイツ)
伊藤洋輝バイエルン(ドイツ)
瀬古歩夢ル・アーブル(フランス)
鈴木淳之介コペンハーゲン(デンマーク)

MF・FW(21名)

選手名所属クラブ備考
伊東純也ゲンク(ベルギー)
鎌田大地クリスタル・パレス(イングランド)
相馬勇紀FC町田ゼルビア復帰
前田大然イプスウィッチ(イングランド)
谷村海那横浜F・マリノス★初招集
堂安律フランクフルト(ドイツ)
上田綺世リール(フランス)
田中碧リーズ(イングランド)
中野就斗サンフレッチェ広島★初招集
中村敬斗リヨン(フランス)
佐野海舟マインツ(ドイツ)
熊坂光希柏レイソル復帰
久保建英レアル・ソシエダ(スペイン)
鈴木唯人フライブルク(ドイツ)
田中聡シャルケ(ドイツ)復帰
松木玖生サウサンプトン(イングランド)★初招集
佐野航大PSV(オランダ)
塩貝健人ボルフスブルク(ドイツ)
齋藤俊輔ウェステルロー(ベルギー)★初招集
後藤啓介フライブルク(ドイツ)
佐藤龍之介バレンシア(スペイン)復帰

新戦力4名に注目

松木玖生(MF/サウサンプトン)
青森山田高校からFC東京を経てサウサンプトンに移籍、サウザンプトンでは出番がなくトルコのキョズテペへのレンタル移籍も経験、復帰したサウザンプトンで這い上がり出番を掴みました。豊富な経験がありながらもまだ23歳です。潤沢な運動量とゴールに絡む推進力が持ち味で、プレミアリーグでの実戦経験がどこまで積めるかが今後のポイントになります。今回は森保監督が新天地での適応具合と実戦力を直接見極める招集といえるでしょう。

齋藤俊輔(MF/ウェステルロー)
21歳、ベルギー1部で着実にステップアップしてきた若手です。スピードとドリブル突破を武器に、代表の新たな選択肢として名乗りを上げました。

中野就斗(MF/サンフレッチェ広島)
26歳、Jリーグで安定したパフォーマンスを続けてきた実力者です。守備でも計算できるタイプで、中盤のバランサーとしての起用が想定されます。

谷村海那(FW/横浜F・マリノス)
28歳、今季J1で日本人選手として6得点を記録し、リーグトップクラスの得点感覚をアピールしての初招集となりました。国内組ストライカーとして得点力不足解消の切り札となれるか注目されます。国士舘大卒業後、JFLのいわきFCに入団し這い上がってきた苦労人です

復帰組6名に注目

小久保玲央ブライアン(GK/シントトロイデン)
海外リーグで経験を積むGKとして、正GK争いに一石を投じる復帰です。パリオリンピックでは正GKとして大活躍しました

佐藤龍之介(MF・FW/バレンシア)
ロサンゼルス五輪世代の中心選手の一人です。北中米W杯には惜しくも落選、その後スペインでの経験を経て、より完成度を増した姿を見せられるか注目されます。

佐野航大(MF/PSV)
北中米Wカップには惜しくも落選しましたが、今シーズンからオランダの強豪PSVに移籍しステップアップ。新生日本代表の主力になれるか注目です

熊坂光希(MF/柏レイソル)
Jリーグでの安定した活躍が評価されての復帰です。

相馬勇紀(MF/FC町田ゼルビア)
Jリーグの町田でも変わらぬ推進力を発揮し、チームの上位進出に貢献。今好調な選手の一人です

田中聡(MF・FW/シャルケ)
ドイツでの武者修行を続ける中堅どころです。中盤の運動量とバランス感覚は貴重な戦力といえます。

安藤智哉(DF/ザンクト・パウリ)
ブンデスリーガでの経験を積む守備の選手です。DF陣が7名に絞られた中での復帰は評価の証といえるでしょう。

メンバー構成から見えるトレンド

W杯時の9名から7名に絞られたDF陣、そして守備的な役割も期待される中野就斗がMF登録されている点から、3バックシステムの継続的な採用が予想されます。一方で、大迫敬介、長友佑都、谷口彰悟、菅原由勢、小川航基、町野修斗といった常連組の名前が今回は見当たらず、世代交代やクラブでの活躍を意識した選考であることもうかがえます。

おわりに

W杯を終え、新体制へのバトンタッチを控える中で行われる今回の代表活動です。新戦力の台頭と経験豊富な復帰組が融合し、どのようなチーム像を描いていくのか、9月24日のウルグアイ戦から目が離せません。


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