Bリーグ2025-26シーズン 詳細ガイド

バスケットボール

目次

シーズン概要(開催期間・開幕日・日程概要)

Bリーグ2025-26シーズンは、2025年10月2日(木)から2026年5月26日(月)まで開催される予定です。B2リーグの開幕は10月2日、B1リーグの開幕は10月3日(金)となります。2026年4月にはレギュラーシーズンが終了し、5月にプレーオフ(B1の場合は「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」)が行われてシーズンを締めくくります。このシーズンは、Bリーグ創設10周年を迎える節目であり、次シーズンから導入予定の「B.革新」(新リーグ制度)へ移行する前の最終シーズンとなっています。なお、2025-26シーズン終了後は昇降格を行わず、B1・B2のクラブ構成は翌シーズンまで維持されます(詳細は後述)。

チーム構成(B1とB2のクラブ数・所属クラブ名・地域区分など)

B1リーグは今シーズンから26クラブ体制となり、全国を東地区と西地区の2つに分けて競います。東地区には13クラブ、西地区にも13クラブが所属しています。一方、B2リーグは昨シーズンと同様14クラブが東西2地区に分かれて戦います。B2東地区には6クラブ、B2西地区には8クラブが所属しています(※B2の地域区分はB1とはクラブ数が異なります)。以下に各リーグの所属クラブ名を地域別に示します。

  • B1東地区(13クラブ): レバンガ北海道、仙台89ERS、秋田ノーザンハピネッツ、茨城ロボッツ、宇都宮ブレックス、群馬クレインサンダーズ、越谷アルファーズ、アルティーリ千葉、千葉ジェッツ、アルバルク東京、サンロッカーズ渋谷、川崎ブレイブサンダース、横浜ビー・コルセアーズ。
  • B1西地区(13クラブ): 富山グラウジーズ、三遠ネオフェニックス、シーホース三河、ファイティングイーグルス名古屋、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、滋賀レイクス、京都ハンナリーズ、大阪エヴェッサ、島根スサノオマジック、広島ドラゴンフライズ、佐賀バルーナーズ、長崎ヴェルカ、琉球ゴールデンキングス。
  • B2東地区(6クラブ): 青森ワッツ、岩手ビッグブルズ、山形ワイヴァンズ、福島ファイヤーボンズ、横浜エクセレンス、信州ブレイブウォリアーズ。
  • B2西地区(8クラブ): 福井ブローウィンズ、三重ダイヤモンドズ、奈良バンビシャス、岡山ブレイブス、広島サンダース、愛媛オレンジバイキングス、熊本ヴォルターズ、福岡ブレイブエッグス。

なお、B1東地区には前年B2から昇格した越谷アルファーズとアルティーリ千葉が新加入しており、B1クラブ数が前年の24クラブから26クラブへ増えています。一方、B2には前年B1から降格したクラブはおらず、B2クラブ数は14クラブのままです。B3リーグからの昇格枠も2025-26シーズンには設けられておらず、B2クラブ構成も維持されています。

レギュレーション(試合形式・上位入り条件・プレーオフ方式など)

レギュラーシーズンの試合形式: B1およびB2ともに、各クラブがレギュラーシーズンで60試合を戦うスケジュールです。B1では26クラブを東西2地区に分け、自地区内のクラブとは原則2回戦総当たり(一部クラブと追加2回戦)、他地区のクラブとは2回戦総当たり(一部クラブと追加2回戦)という形式です。これにより各クラブは自地区対戦36試合、他地区対戦24試合(計60試合)を行います。B2では14クラブを東西2地区に分け、自地区内は6回戦総当たり、他地区は2回戦総当たり+任意の5クラブと追加2回戦という形式で、各クラブが60試合を戦います。リーグ戦の順位は勝率(勝ち試合数÷成立試合数)で決定され、勝率が同じ場合はクラブ間対戦成績や得失点差などで順位を細分化します。

プレーオフ(チャンピオンシップ)方式: B1リーグでは、レギュラーシーズン終了後に「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2025-26」と呼ばれるトーナメント形式のプレーオフが開催されます。出場資格は各地区の1位・2位(計4クラブ)に加え、残り22クラブの中から成績上位4クラブ(ワイルドカード)で、合計8クラブが参戦します。チャンピオンシップは準々決勝、準決勝、決勝の三段階から成り、各ラウンドともベスト・オブ・3(2試合先取勝利制、必要に応じて3試合目)で行われます。準々決勝および準決勝は全試合、成績上位クラブのホームゲームとして実施され、決勝戦は中立地で開催されます。なお、3位決定戦は行われません。一方、B2リーグでは「B2 PLAYOFFS 2025-26」が開催され、各地区の1~3位(計6クラブ)に加え、残り8クラブの中から成績上位2クラブ(ワイルドカード)で合計8クラブが出場します。B2プレーオフもトーナメント方式で、準々決勝・準決勝・決勝および3位決定戦をベスト・オブ・3(必要に応じ3試合目)で行います。全試合とも成績上位クラブのホームで行われ、決勝で優勝したクラブが年間優勝クラブとなります。

上位入り条件と昇降格: レギュラーシーズンの各地区上位クラブは上述のプレーオフ(チャンピオンシップ)に出場します。また、B1では各地区1位・2位およびワイルドカード上位2クラブがそれぞれ「チャンピオンシップ出場順位」1~8位として種子設定され、プレーオフの対戦相手やホーム優位が決定されます。B2でも各地区上位3クラブおよびワイルドカード2クラブがプレーオフ出場順位1~8位として種子設定されます。なお、2025-26シーズン終了後のB1・B2間の昇降格は実施されません。これは2026-27シーズンから導入予定の新制度「B.革新」に伴い、昇降格条件が変更されるためです。新制度では、現在のB1・B2が廃止され新トップリーグ「B.LEAGUE PREMIER」(約12~14クラブ)と「B.LEAGUE 2nd」に再編成される予定で、昇降格方式も見直されます。したがって2025-26シーズンは、現行制度の最終シーズンとなります。

その他のレギュレーション: 本シーズンもBリーグ独自のアジア特別枠選手制度が継続されます。アジア特別枠選手とは、国籍がアジア(※2025-26シーズンからレバノンが追加)の外国籍選手で、チームの外国人枠に含まれない特別枠選手です。各クラブはアジア特別枠選手を最大1名まで登録でき、日本人選手と同様に出場制限なくプレーできます。また、シーズン中にリーグ公式のオールスターゲームが開催され、東地区 vs 西地区のスター戦や新人戦などが行われます。2025-26シーズンのオールスターは2026年2月に予定されており、NHKなどで中継される予定です。なお、試合時間や審判基準など細かな競技ルールはFIBAルールに準拠しつつ、Bリーグ独自の細則(例:クロスオーバーゾーン設置など)が適用されます。詳細な審判基準改定については、Bリーグ審判グループが解説資料を公開しています。

注目の新戦力(移籍選手・新人・新加入チーム)

2025-26シーズンには、各チームで多くの新戦力が加わっています。以下に主要な注目選手や新加入チームを挙げます。

  • 新加入チーム(B1昇格クラブ): B2優勝クラブのアルティーリ千葉とB2準優勝クラブの越谷アルファーズが、2025-26シーズンからB1に昇格して参戦します。両クラブとも地元千葉県・埼玉県での熱狂的な支持を背景に、B1デビューを目前に新戦力を投入しています。
  • 注目の移籍選手(日本人): 今シーズンも多くの実力派日本人選手が注目されています。特に、大学バスケ界を席巻した富永啓生(SG、ネブラスカ大学→レバンガ北海道)のBリーグデビューは大きな話題です。また、安藤誓哉(PG、島根→アルバルク東京)や岡田侑大(SG、京都→シーホース三河)といったリーグを代表するガード陣の移籍、佐渡原遼(SF、広島→ファイティングイーグルス名古屋)や小川麻斗(PG、千葉ジェッツ→サンロッカーズ渋谷)など若手の新天地での活躍も期待されます。さらに、昨季B2からB1へ昇格した越谷アルファーズの主力だった井上宗一郎(PF)は仙台89ERSへ移籍し、新天地での挑戦に注目が集まります。
  • 注目の移籍選手(外国人): 今年のオフシーズンでは、NBA経験者を含む世界的選手が多数Bリーグに参戦することが決定し、大きな話題となりました。ジャリル・オカフォー(C、211cm、プエルトリコ出身)は2015年NBAドラフト1位指名であり、昨季海外でプレーした後にレバンガ北海道に加入しました。スタンリー・ジョンソン(F、203cm、米国出身)も2015年NBAドラフト5位指名で、今季は京都ハンナリーズに入団しています。他にも、ドメニク・マーシャル(G、191cm、米国出身、元NBA)が広島ドラゴンフライズに加入し、エリック・ジェイコブセン(F、208cm、米国出身、元NBA)が茨城ロボッツに入団するなど、計13名ものNBA経験者が今季B1に参戦する見込みです。これはBリーグ史上最多のNBA経験者参戦となり、リーグ全体の競争力向上が期待されています。さらに、アジア特別枠選手としてセルジオ・エル・ダーウィッチ(G、194cm、レバノン代表)が仙台89ERSに加入し、アジア枠選手初のレバノン出身選手として注目されています。

このように、今シーズンは各チームが新旧人材を駆使して戦う熱戦が予想されます。特に新加入の強豪外国人選手たちと、地元を盛り上げる昇格クラブの活躍が見逃せません。

各チームのホームタウンと特徴

Bリーグの各クラブは、それぞれ固有のホームタウン(本拠地)を持ち、地域との密接なつながりを重視しています。以下にB1所属の全26クラブのホームタウンと特徴を、東地区・西地区の順にまとめます。

B1東地区クラブ

  • レバンガ北海道(北海道札幌市) – 北海道初のプロバスケットボールクラブ。ホームタウンは札幌市で、「レバンガ(Rebanga)」はアイヌ語で「さあ始めよう」を意味します。地元企業や自治体との連携が強く、北海道全域でファンを獲得しています。
  • 仙台89ERS(宮城県仙台市) – ホームタウンは仙台市。「89ERS」は1889年の仙台市市制施行にちなんだ名称です。東北地区の代表クラブとして、仙台市がオフィシャルパートナーとなり地域活動を支援しています。
  • 秋田ノーザンハピネッツ(秋田県秋田市) – 秋田県を代表するクラブで、ホームタウンは秋田市。チーム名の「ハピネッツ」は秋田県の代表的な鳥であるハイチョウ(ホピョウ)に由来します。秋田市との連携のもと、地域の誇りとなる存在です。
  • 茨城ロボッツ(茨城県水戸市) – 茨城県初のプロバスケットボールクラブ。ホームタウンは水戸市で、「ロボッツ」は茨城県の名産品である「水戸黄門」のロボットをモチーフにしています。水戸市と提携し、地域スポーツの振興に努めています。
  • 宇都宮ブレックス(栃木県宇都宮市) – ホームタウンは宇都宮市。「ブレックス」は宇都宮市の古名である「うつのみや」に由来し、地域の歴史との結びつきを示しています。宇都宮市がオフィシャルパートナーとなり、市内での観戦イベント等を盛り上げています。
  • 群馬クレインサンダーズ(群馬県前橋市) – 群馬県を代表するクラブで、ホームタウンは前橋市。チーム名の「クレイン」は群馬県の県鳥である丹頂鶴に由来し、「サンダーズ」は雷を意味します。前橋市との協力で地域貢献活動を行っています。
  • 越谷アルファーズ(埼玉県越谷市) – 越谷市初のプロスポーツクラブで、ホームタウンは越谷市。「アルファーズ(Alphas)」はα(アルファ)に由来し、「始まり」や「第一」の意を込めています。越谷市とは緊密なホームタウン提携を結び、市内の新アリーナ建設にも協力しています。
  • アルティーリ千葉(千葉県千葉市) – 千葉市をホームタウンとするクラブで、2021-22シーズンにB3からB2へ昇格し、2024-25シーズンにB2優勝を果たしました。チーム名の「アルティーリ(Altiri)」は千葉県の古い名称「安房(あずみ)」に由来します。千葉市と京成電鉄など地元企業と協力し、地域活性化に貢献しています。
  • 千葉ジェッツふなばし(千葉県船橋市) – 千葉県船橋市をホームタウンとするクラブで、Bリーグ発足時からのベテランクラブです。チーム名にはホームタウンの「ふなばし(船橋)」を冠しており、地域との一体感を示しています。船橋市とのホームタウン提携に加え、千葉県内の複数自治体とも連携して地域活動を展開しています。
  • アルバルク東京(東京都江東区) – 元々は東京都渋谷区をホームタウンとしていましたが、2025-26シーズンから新アリーナの完成に伴い江東区へホームタウンを移転しました。チーム名の「アルバルク(Alvark)」は「白い狼」を意味し、江東区・渋谷区の街並みや歴史にちなんだ名称です。江東区役所や地元企業との協力で、新ホームタウンでの地域貢献活動を強化しています。
  • サンロッカーズ渋谷(東京都江東区) – かつては渋谷区をホームタウンとしていましたが、アルバルク東京と同じ新アリーナを共用するため、2026-27シーズンから江東区へホームタウン移転することが決定しています。チーム名の「サンロッカーズ(Sunrockers)」は「太陽の揺り籠」を意味し、元ホームタウンの渋谷区のエネルギーを体現していました。今後江東区での地域密着型の活動を展開予定です。
  • 川崎ブレイブサンダース(神奈川県川崎市) – 川崎市をホームタウンとするクラブで、2016年のBリーグ発足時からのメンバーです。チーム名の「ブレイブサンダース」は「勇敢な雷」を意味し、川崎市のイメージに合わせて命名されました。川崎市との協力で地域スポーツイベントや子供向けプログラムを展開しています。
  • 横浜ビー・コルセアーズ(神奈川県横浜市) – 横浜市をホームタウンとするクラブで、「B-Corsairs」は「海賊」を意味します。横浜市都筑区とのホームタウン提携を結び、地元の港湾都市としての歴史にちなんだチームカラー(赤と黒)や海賊をモチーフにしたマスコットで地域を盛り上げています。

B1西地区クラブ

  • 富山グラウジーズ(富山県富山市) – 富山市をホームタウンとするクラブで、チーム名の「グラウジーズ(Grouses)」は富山県の県鳥であるライチョウ(グラウス)に由来します。富山市とのホームタウン提携のもと、市内のアリーナ(YKK AP ARENA)で試合を開催し、地域の誇りを体現しています。
  • 三遠ネオフェニックス(愛知県豊橋市・静岡県浜松市) – ホームタウンは愛知県豊橋市と静岡県浜松市の双方です。「三遠」は三河(愛知県東部)と遠州(静岡県西部)を指し、「ネオフェニックス」は不死鳥を意味します。両都市と連携し、地域を繋ぐプロスポーツとして活動しています。
  • シーホース三河(愛知県刈谷市) – 刈谷市をホームタウンとするクラブで、チーム名の「シーホース(Seahorses)」は海馬を意味します。刈谷市は三河地方に位置し、海馬は愛知県の県魚にもなっています。刈谷市との協力で地域スポーツ振興に努めており、近隣の安城市での新アリーナ建設計画も進行中です。
  • ファイティングイーグルス名古屋(愛知県名古屋市) – 名古屋市をホームタウンとするクラブで、チーム名の「イーグルス」は鷲を意味します。名古屋市は「鶴の城」とも呼ばれますが、チームは「鳥の王者」である鷲をモチーフに選手たちの強さを表現しています。名古屋市とのホームタウン提携により、市内での観戦イベントや社会貢献活動を展開しています。
  • 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(愛知県名古屋市) – 名古屋市をホームタウンとするクラブで、チーム名の「ドルフィンズ」はイルカを意味します。「ダイヤモンド」は名古屋市の象徴である名古屋城の金鯱にちなみ、「イルカ」は豊川稲荷の御神体でもあるイルカをモチーフにしています。名古屋市と連携し、試合を開催しています。今年から新築されたIGアリーナ(旧ドルフィンズアリーナ)を新たな本拠地とし、さらなる飛躍を目指します。
  • 滋賀レイクス(滋賀県大津市) – 滋賀県大津市をホームタウンとするクラブで、チーム名の「レイクス(Lakes)」は琵琶湖にちなんでいます。琵琶湖は日本最大の湖であり、滋賀県を象徴する存在です。大津市との協力で地域活動を行い、滋賀県民の団結を図る存在となっています。
  • 京都ハンナリーズ(京都府京都市) – 京都市をホームタウンとするクラブで、チーム名の「ハンナリーズ(Hannaryz)」は京都の旧称「平安京」に由来します。2025-26シーズンからは京都府下全26市町村が公式にホームタウンとなり、京都市を中心に府全域で応援活動を展開しています。古都の伝統と新しいプロスポーツの融合をテーマに掲げています。
  • 大阪エヴェッサ(大阪府大阪市) – 大阪市をホームタウンとするクラブで、チーム名の「エヴェッサ(Evessa)」は「笑顔」を意味するイタリア語に由来します。大阪市とのホームタウン提携により、大阪市がオフィシャルパートナーとなっており、市内各区と連携した「区民応援デー」など地域イベントを開催しています。「大阪の笑顔を届ける」という理念のもと、ファンに喜びをもたらすプレーを心掛けています。
  • 島根スサノオマジック(島根県松江市) – 島根県松江市をホームタウンとするクラブで、チーム名の「スサノオマジック」は日本神話の須佐之男命に由来します。須佐之男命は島根県出雲市の出雲大社にまつわる神であり、島根県の象徴的存在です。松江市との協力で地域貢献活動を行い、中国地方・山陰地方初のプロバスケットボールクラブとして地元の誇りを体現しています。
  • 広島ドラゴンフライズ(広島県広島市) – 広島市をホームタウンとするクラブで、チーム名の「ドラゴンフライズ(Dragonflies)」はトンボを意味します。トンボは広島市の市虫であり、平和の象徴として親しまれています。広島市とのホームタウン提携のもと、広島県民の団結と平和メッセージを発信する活動を行っています。
  • 佐賀バルーナーズ(佐賀県佐賀市) – 佐賀市をホームタウンとするクラブで、チーム名の「バルーナーズ(Ballooners)」は風船を意味します。佐賀市は毎年国際熱気球フェスティバルが開催されることで知られ、風船は佐賀の名物です。佐賀市との協力で地域スポーツ振興に努めており、2023-24シーズンにB1昇格を果たしたばかりの新興クラブです。
  • 長崎ヴェルカ(長崎県長崎市) – 長崎市をホームタウンとするクラブで、チーム名の「ヴェルカ(Velca)」は長崎の方言で「元気」を意味します。長崎県内21市町村がホームタウンとなっており、県民の団結を図る活動を行っています。長崎市との協力で、ポスター配布や防災教育など地域貢献イベントを展開しています。
  • 琉球ゴールデンキングス(沖縄県沖縄市) – 沖縄市をホームタウンとするクラブで、チーム名の「ゴールデンキングス」は「黄金の王様たち」を意味します。琉球(沖縄)の歴史にちなみ、沖縄県民にとって誇りのクラブとなっています。沖縄市とのホームタウン提携に加え、県内他市町村とも連携して地域活動を行っています。近年はBリーグ初優勝(2021-22シーズン)や連覇を達成するなど、強豪クラブとして国内外から注目されています。

以上のように、B1リーグの各クラブはそれぞれホームタウンの歴史や文化に根ざしたチーム名・アイデンティティを持ち、地域と一体となって活動しています。地域密着の姿勢はBリーグの大きな特徴であり、各チームのホームタウンでは試合開催時に街全体が応援に沸き、スポーツが地域を盛り上げる様子が見られます。

2025-26シーズンは、こうした多様なクラブが競い合う中で、日本バスケットボール界の新たな歴史を作る節目となるでしょう。各チームの活躍と、地域との絆に満ちた試合を是非楽しみにしていきましょう

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